出生前診断の告知のあり方と自己決定の支援について考える【泣いて笑ってBlog】

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娘が私と共に生きた証



私には地上にいる3人の息子たちと
お空にいるたった1人の娘がいます。

娘が確かに私のお腹の中にいて、確かに「誕生」したことは紛れも無い事実なのに、でも何も残っていません。

臍の緒も遺灰も・・・残っていません。
臍の緒も遺灰も・・・・何も言わなくてももらえるものだと思っていました。今になって後悔しています。

だって突然にも私は娘に会いたくなるから・・・。
娘に触れたいと思ってしまうから・・・・。


唯一残っているのはエコー写真と母子手帳だけです。



けれど、本当は私の体の中に娘が生きた証が残っています。
それを知ったとき、私は心がとてもとても温かくなりました。
とても嬉しくてじんわり涙も浮かんできました。

娘が生きた証・・・それは「抗E抗体」です。

娘を妊娠21週で死産したのは1998年5月。
長男を妊娠したのが翌年の7月。
その妊婦検診の時の血液検査で私には不規則抗体である抗E抗体があることがわかったのです。
現在ヒトの赤血球には300にものぼる型抗原が解明されているそうです。
私は過去に事故や病気で輸血をした経験はありません。
ですから最初、医師からそのことを告げられても「なんのことやら、さっぱり?」でした。

血液型不適合である妊娠が新生児溶血性疾患(HDN)の原因になることが知られています。
母親と胎児の血液型が異なる場合、分娩時又は流産、中絶に伴う出血などにより胎児の血液が母親の体内に入ると、母体は胎児の赤血球に対する不規則性抗体を作ることがあるのだそうです。

この抗体を持つ母親が次の妊娠をすると、抗体は胎盤を通過して胎児に移行し、胎児の赤血球と結合して、これを破壊(溶血)するのだそうです。

私はRhのD抗原は(+)ですが、この場合、妊婦の約2.5%に不規則性抗体を検出し、その約6分の1はIgG型の抗体で胎盤を通過し、新生児溶血性疾患の原因になる可能性をもっているそうです。

そしてこのD抗原はRh式血液型の中で一番重要なのですが、今回の私のようにE/e抗原はD抗原に比べ免疫原性が低いため、通常の輸血前の検査対象にはなっていないようです。
しかし妊娠などによって不規則抗体を有する例は、わりと多くあるようです。

私の体に私以外の誰かの血液が入り込み、その血液に対する抗体を作り出してしまった。。。。
それはどう考えても・・・・「私以外の誰か」とは、娘以外には思い当たりませんでした。
困った抗体かもしれないのですが・・・
それよりも何も・・・
娘が生きた証が私の体の中に残っているという事実が、ただ嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
この気持ち、きっと母親である女性なら・・・わかってくださるのではないでしょうか。

色々と心配もありましたが次男の時だけ私は自己血を前もって準備して、長男・三男・四男の時は特に何も準備せずに出産を無事に乗り切ることができました。

ちなみに長男の時(2000年3月生まれ)は生後1ヶ月検診時も白目がまだ黄色かったままでした。母乳で育てると多少黄疸も長引くことがあると知っていましたので、さほど心配はせずに済みました・・・。
黄疸にも色々あって、母乳による黄疸は心配しなくていいのです。
次男(2001年11月生まれ)、三男(2003年11月生まれ)の時も、黄疸は少し強かったみたいですが、退院予定日(出生5日後)には値も下がって無事に退院できました。

そして四男(2006年7月生まれ)の時は、生後46時間で高ビリルビン血症と診断され(Rh不適合による溶血)光線治療を受けました。光線を最初は上・左の2面から照射されていましたが、それでもビリルビンの検査結果が思わしくなく3面に増やされたりしました。様子を見ながら2面に減らされ1面に減らされ、そして光線が外され・・・合計11日間の入院になりました。
私は上の子どもたちのこともあったので、産後5日で退院し、3時間毎に搾乳して冷凍母乳をせっせと作り、毎日母乳をNICUまで届けに行きました。時間が許せば直接母乳を与えて・・・本当にこのわずかな時間が愛しくて切なくてたまりませんでした。そばにいて、ずっと見守っていたいのにそれができない。NICUのスタッフが24時間看護してくださっているのはわかってはいても、泣いていないかな、オムツ汚れてないかな、こんな思いさせてごめんね、といつもいつも四男のことを想っていました。そして想うだけで胸が張りおっぱいが滲み出てきました。



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