出生前診断の告知のあり方と自己決定の支援について考える【泣いて笑ってBlog】

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ブログのご紹介「私の愛しい赤ちゃん」

私と同じ前期破水人工死産の選択を突きつけられたママが綴るブログです。
ずっと入院していたにもかかわらず、なぜこんなことになったのか・・・。自分自身と重なり、胸が押しつぶされそうになりました。
下に2006-12-15 11:26:00 にUPされた記事をご紹介します。
続きは「私の愛しい赤ちゃん」にてご覧ください。


妊娠5ヶ月、破水… 2006-12-15 11:26:00

「破水…」
信じられない現実…

早く朝が来て…
早く早く早く…

何も考えられない
冷静になんて待てるはずもない
医師は来ない
何もできない
母親でありながら…
何もできない…

………無力………

医師を呼んでも来ない
苛立つ

時間が経つのがこんなに遅く感じたのは生まれて初めてだ
電気を消すのも怖かった私は、消灯時間でありながら
付けたままにしてくださいと看護師に頼んだ

看護師は
「少し寝ましょう」と言った

寝れるはずがない…
もう話しかけないでとまで思った
破水してしまった私の体、そのおなかにいる赤ちゃん

助けて欲しい
もうそれだけしか思うことはない
寝なくたっていい
寝れるはずがない…

ようやく
ようやく
ようやく…
朝が来た
食事が運ばれてきた
人が入ってくるたび、医師が来たと思い、すがる目で見た
違う、まだ来ない…

ナースコールから看護師の声がした
「今からタンカーで迎えに行きますからトイレを済ませておいてください」と

言う通りにした
本当はトイレに行くのも身が引きちぎられるほど怖かった…
赤ちゃんはどうなるんだろう…
赤ちゃんは、私の赤ちゃんは苦しんでいるだろう…

タンカーを押して助産師二人が迎えに来た
診察室まで私を運ぶのだ

時計は九時を指していた…
破水してから九時間…
やっと診てもらえる…

診察室に着いた
「破水してますねえ~」

「ご主人に入ってもらって」と医師が助産師に言う
診察を終えたタンカーの上の私、私の手を握る助産師二人、
不安そうな主人、淡々と説明を続ける医師

「赤ちゃんは諦めることになるかもしれません」
本当に淡々とした説明
「あと2日様子を見ましょう、それでも破水が止まらなければ、子宮口を縛っている糸を外します」
と言った

後2日も何もせず、寝たまま…
おなかは張っているし、痛みも強くなっている…

赤ちゃんを諦めるなんて嫌だ
絶対に嫌だ

破水して九時間放置、診察しても様子を見るだけの診断
この病院に居ても駄目だ…
助けてはもらえない…
これ以上何を様子を診るというのか…
こんなにも放って置いて、
妊娠3ヵ月の終わりから、
ほとんどの間入院していて
この結果………

もう駄目だ…
この病院にいても救ってもらえない
赤ちゃんを救ってもらえない
殺される………


「赤ちゃんを諦めたくない大きな病院に転院させてください」
助産師に言った
助産師は私が初めて入院した時からよく見てくれる人だった
助産師の目も涙が浮いていた
「うん、、、大きい病院での処置を受けたほうがいいかもしれない…。破水してても止まって元気な赤ちゃん産んだ人見たことあるから、だからがんばって」
そう言った
すぐに紹介状を書いてもらった
救急車も呼んでもらった
もうひとりの助産師が一緒に同乗してくれた
主人は貴重品の入った荷物を持ち、タンカーで運ばれる私の傍らに居てくれた

診察をした医師とは別の医師が立って見送っていた
主人に掛けてくれた医師の言葉…
「週数が週数だから駄目かもね~」

不安感で押しつぶされそうで、
赤ちゃんを助けたい気持ちでいっぱいの私達夫婦に
この病院の医師が最後に掛けてくれた言葉…

「駄目かもね~」

なんてところに居たんだろう…
こんなところではじめての妊娠生活、はじめての赤ちゃん…
こんなところをなぜ信じてしまっていたんだろう…

自分を責めるだけ責めた
後悔でいっぱいだった
こんな病院選んでいなければ…
すごく思った
ものすごく…

救急車で揺れた
おなかがさらに張った
30分ほど走った

着いた…
ここなら助けてくれるんじゃないか…
私は期待した
現状もまだわからず、期待をしていた

処置室に運ばれた
主人は一旦元の病院へと車と荷物を取りに帰った
ひとりっきりになった…
怖い…
医師を含めたスタッフがたくさんやってきた
慌しい雰囲気…
一気に怖くなった………
囲まれた…
医師の指示が飛ぶ
超音波で赤ちゃんを見た
心音は聞かせてくれなかったが、
私は画面を食い入るように見た
「元気だ…」
いつも見ている正確な心音の画面だった
「よかった…助かる、助かる」

医師に泣きながら訴えた
「赤ちゃんを助けてください、諦めたくない、助けてください」
医師は「後でまた話をしましょう」と言うだけだった

右手の点滴が抜かれ、左手に新たに点滴をされる
採血もされた
検温もした
あっと言う間に次から次へと検査をされた

おなかがすごく張っていた
「先生、痛いです、おなかが張って痛い…」
「うん、痛いね…もう少し我慢してね…」
私はずっと泣いていた
涙がどんどん出てきた

ここで初めてNSTという検査をした
張りの感覚や強さを測るものだ

医師は私に
「ご主人は来られますか?」
と尋ねた
「荷物を取って戻ってきます」
と答えた
「それから話をしましょう」
と言って、検査が終わり、医師、スタッフは一旦出て行った
ひとりスタッフが問診をしてきた
とてもそれどころではない精神状態だったが、
振り絞って答えた

どうなるんだろう…
赤ちゃん、どうかどうか、元気に産まれて来てね…
私の赤ちゃん……
産みたい
産みたいよ…
赤ちゃんを産みたいよ…

諦めたくないよ…
私の赤ちゃん…

二時間ほどして主人が来てくれた
医師を呼んだ

それから、私達夫婦に
思ってもみない、苦渋の決断を迫る説明がなされた…
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