出生前診断の告知のあり方と自己決定の支援について考える【泣いて笑ってBlog】

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死は決して悪いものではない

娘を人工死産で喪ってしまったことを、今でも激しく後悔していることを知った元師長さんが私に下さった言葉です。
     
   『死は決して悪いものではありません』

私たちは「あの時、私が選択した赤ちゃんとのお別れは間違っていたのではないか」「たとえどんな結果になろうとも、妊娠継続を医師に伝えればよかったのだろうか」「私がもう少し頑張っていたら・・・」・・・きっと、そう責め続けるママたちばかりです。
「せめて数時間でも数日でも生きてくれることを望んだ方がよかったのか」自分の選択が間違っていたのではないかと、いつもいつもそのことが頭から離れなくなります。・・・だけど今、愛しい我が子はもうここにはいません。いくら泣き叫んでも、謝っても・・・あの時には戻れないのです。

私たちは、今、肉体を持って生きています。肉体を持つ私たちは、いつかきっと必ず死にます。「死」はどの人にも、平等に訪れるものです。どんなに死にたくないと願っても・・・私たちはいつか死ぬのです。愛しい人たちを残して・・・。

「死」は自分自身にとっては未知の世界です。輪廻転生という言葉がありますが、もし、私たちが前世から現世に生まれ変わってきたのだとしても、過去に経験した「死」はすっかり忘れ去っています。そんな私たちにとって死は怖いもの。苦しいもの。辛いもの。・・・なのですよね。
だから空に還してしまった我が子に、そんな辛い思いをさせてしまった。苦しい思いをさせてしまった。悲しい思いをさせてしまった。・・・そう自分を責め続けずにはいられないのです。
母親ならば、どんなことをしても我が子を守ってやらなければいけなかったのに・・・と。自分が辛かったから自分が苦しかったから赤ちゃんを空に還す決心をしたのかもしれないと・・・また責め続けます。

人工死産は中絶ですが、広く一般に意味される中絶とは違うと思っています。私たちは我が子がお腹に宿ったことを知った時、戸惑いもありましたが、その反対にパワーがみなぎってくることを感じましたよね。そして誇らしかったですよね。
エコーに映る我が子の姿が愛しくてたまらなかったですよね。命の神秘や輝きを教えてくれたのも・・・あの日空に還っていった我が子ですよね。それなのに・・・って、また責め続ける感情が戻ってきたりして私たちは何度も何度も深い哀しみに襲われます。

何の役目も持たず生まれてくる魂なんていないと思います。人工死産を選択した私たち親の許にやってきてくれたその意味は必ずあるはずです。そしてそれは私たちに悲しみや激しい後悔、そして自責の念に苦しめさせることでは・・・決してない。
もし喪った赤ちゃん以外に地上にお子さんがいらっしゃる方ならご存知だと思います。幼い子供は全身全霊で母親に「好き」だと伝えてくることを。たとえどんなに叱られても、その小さい腕をいっぱいいっぱい伸ばして抱きついてきます。・・・きっと空に還った我が子も同じです。ママのこと、大好きでやってきたんだよ・・・と言ってるような気がします。私たちはたとえ姿が見えなくても、抱きしめてあげることができなくても、それでも心の部分で・・・もっと深い魂の部分でいつまでも親子ですよね。
だけどこの理不尽な怒りや悲しみや悔しさを無理に忘れることはありませんし、乗り越えようと頑張らなくてもいい。人工死産を選択した私たちは、きっとこれから先も自分たちを責めることを止めたりはできないけれど、それでも自由に我が子を想い、そして感謝し、あの温かくて幸せだった頃のことも思い出して生きていきましょうね。。。

時間が解決してくれるとは思いません。だけど時間もまた平等に私たちの上を流れていくのです。激しい感情の動きも全て時間が包み込んでくれます。ほんの少しずつでいいから・・・時間が優しく流れていくことも覚えていたいと思います。
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